デイトレに関連して自分がこれまでやってきたことを、ちょっと振り返ってみる。
書籍やWebなどで情報収集
株式投資に触れるようになってから、書籍を読み漁り、ブログや YouTube を見まくった。note も少し購入して読んだ。
あたりまえだけど、株で絶対に勝てる方法を書いてある本やWebメディアなんてない。あったら間違いなく詐欺。でも、本やWebメディアは、典型的なチャートパターンなんかは教えてくれる。
株式投資に関する基本的なことや、株価の基本的な動き方だとか、そんなことも覚えておいて損はないし、知らないよりは知っている方がよいと思う。
デイトレーダーブログを熟読
テスタさんのブログ(今はもう古いものは見られないかも)や、Rょーへーさんのブログなど、デイトレーダーのブログは、かなりたくさん読み漁った。
その中でも、あるデイトレーダーのブログは、そのブログが始まって以来、最近まで数年間のすべてのブログ記事に目を通した。
そこで得た学びは(というのはちょっと大袈裟だね)、「負けないこと」への強い意識。
ちょうど時期的に、会社を辞めてフルタイムで相場に触れられる生活にチェンジしようと思っていた時期だったからというのはある。
また、自分自身、勝てる日が多くなってきたけど、負けると損失が大きくて月間トータルではマイナスに沈むことが多い時期だったので、余計に心に響いたというのもあるが、自分のトレードに大きく影響したと思ってるし、そのブログに出会えたことに感謝している。
自分のトレードを録画して確認
なぜ録画しようと思ったのかは覚えてないけど、一時期、自分のトレードをすべて録画して後で見返してた。
で、自分の下手さをとことん思い知らされた。上げに乗るのが下手すぎる。損切りも下手すぎる。ほとほと嫌気がさした。
このままじゃ、勝つ日がいくらあってもトータル収支がマイナスになるのは避けられない。もう、順張りで上げを狙うのはやめよう(逆張りだけでいこう)と思った。
不思議に、とてもすがすがしい思いで、まったくマイナス思考ではなかった。吹っ切れた感じかな。
そんな自分でも、年に数回は、「今 はいらんでどうする!」って場面に出くわすことがあって、そんな時は躊躇なくはいる、というか勝手に指が動くかも。あと、仕掛けるに足る具体的な根拠があれば、今でも仕掛けることはする。
ちなみに、録画ソフトは Bandicam と Bandicut[バンディカット] 。録画するだけなら Bandicam だけで済む。不要部分をカットして保存しておこうとするなら、プラスで Bandicut
が必要。
相場にフル参加
2023年に会社を辞めて、兼業ではあるけれど、相場にフルに参加するようになった。
自分の場合は定年退職を間近に控えての退職で、デイトレードだけで生計をたてられるとは思ってないので兼業。
退職前は、毎月の安定した収入と賞与があるので、デイトレで多少損したところで、生活に困ることはなかったけど、退職してしまったら、他に仕事があるとはいっても個人事業主で安定収入ではないし、一円たりとも損はしたくない訳で、ごく自然に安全なトレードばかりするようになった。
だからもう、伸び代はないんだけど、順張りを諦めた時点で、自分のトレードの目標は、「シニアの有り余る時間を有意義に過ごし、年金プラスアルファのお小遣いを安定的に得る」ことになったので、それはそれでよい。
相場にフル参加するようになって良かったことは他にもある。
会社勤めしていると、相場に触れない日には前回のトレードを反省して、「次はこうやってみよう」なんてつい余計なことを考えてしまう。
で、トレードできる日が来たら、鼻息も荒く無闇に前のめりな感じで相場に向かっていって、結果、損失ってパターンが少なくなかった。相場に自分の都合を押しつけるってやつかな。
それが、毎日相場に触れられると、毎日フラットな気持ちで相場に向き合える。あと、毎日相場に触れるからこそ身についたことも、少なからずあるように思う。
とりとめもなく4点あげましたが、また気がついたことがあれば書き足します。