2024年のIPOは、過去最多となる6回の当選をいただきました。
2019年の4月上場銘柄からIPO投資を始めて以来、これまでの累計当選回数は 15回で、収益の累計は 645,095円(税金・手数料は考慮外)です。
証券会社の営業担当から割当てが貰えたりしないし、抽選の優遇対象にもならない一般庶民の一例としてご覧いただければと思います。
同じ一般庶民でも私より少し遅れて始めた私の妻は、一時期、初値が高騰する案件に次々に当選して、これまでの収益はざっと150万~200万円になっています。
年別の当選回数と当選確率
年 | IPO数 | うちエントリー数 | 当選回数 | 当選確率 |
2019 | 64 | 64 | 1 | 1.56% |
2020 | 93 | 92 | 1 | 1.09% |
2021 | 125 | 124 | 4 | 3.23% |
2022 | 91 | 90 | 0 | 0% |
2023 | 96 | 94 | 3 | 3.19% |
2024 | 86 | 83 | 6 | 7.23% |
通算 | 555 | 547 | 15 | 2.74% |
- 年の区切りは1月~12月です。
- IPO数は、ブックビルディング期間がその年中にあったIPOの総数ですが、2019年のみ私がIPOにエントリーするようになった以降の件数です(参考として2019年のIPOの総数は86件でした)。
- 評価が微妙な銘柄でもチャレンジポイント狙いでSBI証券だけはエントリーするケースが多いので、エントリーする割合はかなり高くなっています。
- 2022年はまったく当選しなかったけど、いつもと変わらず淡々とエントリーしていたので、運に恵まれなかっただけじゃないかと思います。
- 2022年は例外として捉えると、当選回数が多くなってきています。参加者が減って当選しやすくなってきている感じですね。高騰する案件が少なくなってきて、魅力が薄れてきているのでしょう。
証券会社別の当選回数
証券会社 | 当選回数(うち2024年の当選回数) |
野村證券 | 2 |
東海東京証券 | 2 |
SBI証券 | 2(1) |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 2(1) |
SMBC日興証券 | 2(1) |
大和証券 | 1(1) |
松井証券 | 1(1) |
みずほ証券 | 1(1) |
大和コネクト証券 | 1 |
SBIネオモバイル証券(1株のみ) | 1 |
- 2024年は、大和証券、松井証券、みずほ証券で初めての当選をいただきました。
- 楽天証券は、IPOを始めた最初の頃だけエントリーしていましたが、このところずっとエントリーしていません。
- SBI証券で当選した際にチャレンジポイントは使っていません。
- SBIネオモバイル証券はSBI証券と統合して現在は存在しません。
主幹事・主幹事以外の当選回数
主幹事証券会社の当選(うち2024年分) | 主幹事以外の証券会社の当選(うち2024年分) |
10(5) | 5(1) |
- 2023年までは主幹事5、主幹事以外4であまり差がなかったのですが、2024年は主幹事の当選が多く、一気に差が広がりました。
勝率
当選した15回のうち1回は購入を辞退したので、実際に購入した14回の勝率となります。
初値の勝率
初値が公募価格以上 | 初値が公募価格未満 | 勝率 |
12 | 2 | 85.7% |
売却時点の勝率
売却価格が公募価格以上 | 売却価格が公募価格未満 | 勝率 |
13 | 1 | 92.9% |
その他
- 補欠からの繰上げ当選は、野村證券で1度だけあります。
- 補欠になることは以前に比べて格段に多くて、このことからも参加者が減ってきている印象があります。