2019年の4月上場銘柄からIPO投資を始めて以来、これまでに 9回当選して、収益の累計は 361,195円(税金・手数料は考慮外)です。
証券会社の営業担当から割当てが貰えたりしない、抽選の優遇対象にもならない一般庶民の一例としてご覧いただければと思います。
でも、同じ一般庶民でも私より少し遅れて始めた私の妻は、一時期、初値が高騰する案件に次々に当選して、これまでの収益はざっと150万~200万円になっています。
このように、IPO投資には夢がありますし、ただ申し込むだけで確率は低くとも時には利益を得ることができる投資です。
2023年12月は公募価格割れが連発する状況でしたが、また初値高騰する銘柄が次々に現れて盛り上がることを期待しています。
年別の当選回数と当選確率
年 | IPO数 | うちエントリー数 | 当選回数 | 当選確率 |
2019 | 64 | 64 | 1 | 1.56% |
2020 | 93 | 92 | 1 | 1.09% |
2021 | 125 | 124 | 4 | 3.23% |
2022 | 91 | 90 | 0 | 0% |
2023 | 96 | 94 | 3 | 3.19% |
通算 | 469 | 464 | 9 | 1.94% |
- 年の区切りは1月~12月です。
- IPO数は、ブックビルディング期間がその年中にあったIPOの総数ですが、2019年のみ私がIPOにエントリーするようになった以降の件数です(参考として2019年のIPOの総数は86件でした)。
- 評価が微妙な銘柄でもチャレンジポイント狙いでSBI証券だけはエントリーするケースが多いので、エントリーする割合はかなり高くなっています。
- 2022年はまったく当選しなかったのですが、いつもと変わらず淡々とエントリーしていたので、運に恵まれなかっただけじゃないかと思います。
- 2022年のせいで台無しではありますが、当選回数が多くなってきている印象があります。参加者が減って当選しやすくなってきているということのようにも思えます。高騰する案件が少なくなってきて、魅力が薄れてきているのかもしれません。
証券会社別の当選回数
証券会社 | 当選回数 |
野村證券 | 2 |
東海東京証券 | 2 |
SBI証券 | 1 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 1 |
SMBC日興証券 | 1 |
大和コネクト証券 | 1 |
SBIネオモバイル証券(1株のみ) | 1 |
- SBIネオモバイル証券はSBI証券と統合して現在は存在しません。
- 楽天証券は、IPOを始めた最初の頃だけエントリーしていましたが、このところずっとエントリーしていません。
- SBI証券で1回当選した際にチャレンジポイントは使っていません。
主幹事・主幹事以外の当選回数
主幹事証券会社の当選 | 主幹事以外の証券会社の当選 |
5 | 4 |
- 主幹事証券会社じゃないと当選しないような気がしていましたが、改めて振り返ると主幹事以外の当選回数も少なくはありません。
勝率
当選した9回のうち1回は購入を辞退したので、実際に購入した8回での勝率となります。
初値の勝率
初値が公募価格以上 | 初値が公募価格未満 | 勝率 |
6 | 2 | 75% |
売却時点の勝率
売却価格が公募価格以上 | 売却価格が公募価格未満 | 勝率 |
7 | 1 | 87.5% |
その他
- 補欠からの繰上げ当選は、野村證券で1度だけあります。
- 補欠になることは以前に比べて格段に多くて、このことからも参加者が減ってきている印象があります。